PLP(身体言語プログラミング)について

 

PLPとは

PLPは当室長(萩原)の「人体キーボード論」からの概念であり、Physical Linguistic  Programmingの略です。
臨床ではもちろん相手に対する人間的な受容や視聴覚からのアプローチも重要ですが、PLPは特に皮膚、筋、関節などに存在する刺激の受容器からの入力を強調した概念であると言えます。

身体は脳を司令装置とする生命プログラムの正・負の表現場所であると同時に、入力装置としてのキーボードでもあり、それゆえに身体を複雑に動かしているプログラムに対する書き替え命令も可能なのです。
そして当然にそのプログラミングにも正のそれと負のそれがあるということです。

 

 

機能的疾患とPLP

身体に何らかの痛みや不調があり、かつ細胞器質や各種検査の数値にこれといった原因の見当たらない場合、その痛みや不調現象は機能的疾患であると言うことができます。

そしてそれらを発現させている本体は主に脳神経系統の不必要な命令(プログラム)であることが考えられます。

このことは治療的診断を以って証明することが可能です。

たとえば虫歯も歯肉炎も神経のキズも感染も何もないのに歯や歯茎が痛い場合に考えられることは、その痛みは頚や顎の筋肉からの関連痛であるか、あるいは脳内部の誤作動・誤認識(=伝達の不正)としての中枢感作です。

そしてこの痛みが手の甲や足の指にあるツボへの刺激で瞬時に取れてしまい、それ以後はまったく痛むこともなくなったとすれば、その痛みとはまさに不必要な痛みであったということになります。

このような痛みとその解除現象は当室の臨床では日常的に見られることであり、このような痛みを当室ではプログラム痛、あるいは神経修飾と呼んでいます。それゆえにこの痛みは不必要なプログラムをリセット解除することで治せるのです。

リセット解除の仕方は身体各部(皮膚や筋肉や関節など)に存在するリセットキーを刺激することで実現します。

ただしリセットキーと言われるように、キーは解除すべきプログラムと適合しなければ、その解除キーとしての役割も果たすことができないし、あるいは不充分な結果しか出すことができないのです。

そこで重要なのは解除キーをたくさん持っていることと、個々の痛みや不調の背景を詳しく知ることなのです。

 

 

器質的疾患とPLP

(1)私たちが臨床を通じて得た重要な知見の一つは「すべての痛みや不快症状は混在性表現である」ということです。

たった一つの要因だけが現在の疾患表現を成立させているわけではないということです。

たとえば骨折した人の痛みを考えても、それが外傷性のものであれば、まずは皮膚や筋肉といった軟部組織への打撲や損傷が先にあって骨折に至るわけですから、その痛みは少なくとも「骨が折れている痛み」などではないわけです。

またその場合の軟部組織の痛みにしても、打撲や損傷による痛みに加えて、動けないことによるストレスや仕事や家庭に対する心配からくる修飾痛が混在することもあるでしょうし、あるいはまたそのことで鬱を発症することも珍しくはありません。鬱は痛みを引き起こす原因の一つです。

つまり、どのような疾患名の付いた病態であれ、その病態における痛みや不快症状とは、結果として混在性表現でしかなく、だからこそPLPが役に立つのです。

PLPはすべての疾患に混在している機能性症状に対して有効であり、その効果によりQOL(生活の質)やADL(日常生活動作)を改善・向上させます。

 

(2)機能と器質の状態は常に連動しています。器質は機能に、機能は器質に強く影響しています。

ゆえに機能を高めるプログラム刺激を入力することは、器質の状態をも高め、それが病態の場合には復元させる方向に働きます。

消化器潰瘍が心理的なきっかけや環境を変えリラックスすることで治ったりするのもこのためです。

つまりどのような器質の状態であれ(未病であれ病態であれ)、PLPにより正のプログラム刺激を常時入力することには大きな意義があるのです。

血管や心臓や他の臓器の器質的病態が、週数回のウォーキングという正のプログラム刺激を入力することで、器質そのものが回復に向かうのもこのためです。
また骨折などの損傷においてもPLPによる正のプログラム刺激入力は外科処置後の治癒回復を当然に早めることとなります。このことは臓器手術も含めすべての手術、また外傷後の回復についても同様です。

脳・身体にとって外部からの刺激は受容時にはすべて電気信号(パルス入力)であり、現状の自己の状態とそれとのバランスにより、その刺激は毒にも薬にもなりますが、大切なのは、そこを見極め利用できる認識力なのです。

特に医療関係者には、その認識力の維持と更新は、生涯に亘り不断に求められることとなります。

 

 

Psoma(ピソマ)とは

 

■Psoma(ピソマ)は直径5mmの円盤状樹脂板に超微細突起構造を持たせた特殊精密樹脂です。

 

■この特殊ツールは皮膚考学/インテック研究所と当室長との共同開発によるもので、2011年に最初の製品が完成しました。

 

■Psomaは体性-自律神経反射の生理学に基づく、身体に優しい生理学的治療ツールです。

 

■Psomaはハリ・きゅう治療のように皮膚細胞を破壊侵襲しないので無痛です。

 

■Psomaは薬の痛み止めが使えない場合にも使えます。薬のような副作用はありません。

 

■使い方の指導を受けPsomaを常に携帯しておけば、あらゆる場面でセルフ治療が可能です。

 

psomaの使用法解説ページ

 

 

※参考リンク

1,求心性神経インパルスの伝導抑制について

 「脳-身体-心」の治療室/痛み学NOTE 53

 

2,  侵害受容感覚は症状ではない;侵害受容感覚は痛みではない

  「脳-身体-心」の治療室/痛み学NOTE 54

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