分子栄養療法について

加齢と老化は違います。
加齢とは年齢を重ねることですが、老化は年齢に関係なく起きます。

 

細胞の活力を維持するために必須の栄養量が足りなければ細胞は劣化します。
その劣化現象が中高年に多く見られるので、一般的に老化と言われることが多いのですが、真の意味での老化とは、たとえば、いくら必要量の栄養素を毎日摂っていても、体の吸収能力が低下したり、運動をしても筋肉がつきにくくなったり、細胞の再生に時間を要するようになったりと、つまり、どんなに条件を整えてあげたとしても、止めることの不可能な自然の摂理による機能低下こそを、真の意味での老化というわけです。
ですので現状では、細胞の劣化現象と真の意味での老化現象が混在しているわけです。


真の老化は自然の摂理なのでこれを止めることはできませんが、幸いなことに、栄養や運動の過不足による細胞の劣化に関しては回復させることが可能なのです。
ほとんどの人は、この細胞の劣化に対処した食事と運動をすることで、これまで老化や治らない病気だと諦めていた症状や状態が回復し元気に戻ります。

具体的には、足し算と引き算の対処法があり、どちらもとても重要です。
足し算とは現在足りていない栄養素を摂ることであり、引き算とは現在摂り過ぎている栄養素や毒性物質の摂取を止めたり制限したり解毒することです。


たとえば現在、日本人のほとんどにタンパク質不足による細胞の劣化が起きていますので、毎日の食事におけるタンパク質の摂取量を増やし、それと同時に細胞活動に必須のビタミンやミネラルを摂ることが必要となります。
その逆に現在、日本人のほとんどに糖質と酸化脂質の摂取過多が見られ、このことが多くの成人病発症における重要な要素となっています。

これらの足し算と引き算は一般的な医療における(決して解決することのない)対症療法とは異なり、本来最も大切な原因解決療法であり、また副作用を伴う化学薬物や侵襲的な医療ではないので、極めて安全に快適に回復することが可能なのです。 

既に多くの人々がこの自然科学の知識の恩恵により医療から卒業できています。
私もその一人です。


元々医療の目的とは、医療から卒業させることでなければならないはずなのに、いつのまにか現代の医療とは、ビッグファーマと病院の経営を潤し維持させるためだけの、死ぬまで続くサブスクリプションと化しており、しかもそれが決して無害ではないわけですから、私たちはもうそろそろ医療の原点に戻るべきではないのでしょうか。
共に学んで行きましょう。

 

当院でできる栄養実践

栄養療法は「自ら学習し、自ら行なう」根源的な健康改善療法です。
当院では基本的な栄養知識の提供と、それを実践するために必要な食生活の各種方法論や、また必要に応じたサプリメントの各種購入方法や注意点をアドバイスいたします。


それゆえ当院ではサプリメントや健康器具などの商品販売は一切しておりません。
医療とは頼るものではなく、卒業し自立するものです。
全員で医療を卒業し、身体的自立を目指して行きましょう。

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